ホームベーカリーって、「買ったけど結局使わなくなり、押し入れの奥で眠る家電」として有名ですよね(汗)
以前から気になっていたものの、面倒になって使わなくなるかもしれないと思うと、手が出させずにいました。
しかし、ステイホームなゴールデンウイーク中、強力粉とドライイーストがたまたま買えたので、手ごねでのパン作りに挑戦してみました!
そして、見事に失敗…(ToT)
でも材料がたくさん余っていたので、親戚にホームベーカリーを貸してもらうことにしました。
そして、ホームベーカリーを使うと…
こんなに美味しいパンを食べたことがない!!
ってくらい美味しいパンが焼けました。
でも、初めて作った時は、正直イマイチだったんです…
10回以上パンを焼いて試行錯誤してみたら、コツがわかってきましたよ!
この記事では、
- ホームベーカリーで食パンづくりに失敗する原因
- どうしたら美味しいパンが焼けるか
について紹介します。
ホームベーカリーを使わなくなるのは「美味しくないから」
私が貸してもらったのは、2007年製の象印のホームベーカリー。
朝起きたら焼きたてのパンを食べられるよう、夜寝る前にセットしました。
説明書に書いてある通りに材料を入れ、10時間後に焼けるよう指定。
そして翌朝。寝室を出ると、パンの焼けた良い香りが漂っています!!
早速食べてみると…
焼きたてであったかくてフワフワ~!!!!
だけど…
うーん…まずくはないけど、よく行くパン屋さんの食パンの方が美味しい…
この時に確信しました。
「なるほど、これは確かに使わなくなるわけだ…」
美味しくなかったらホームベーカリーでパンを焼く意味がないですからね。。。
実際、親戚ももう長いこと使っていないようでした。
ホームベーカリーの食パンづくりで失敗する原因と対策
ホームベーカリーでの食パンづくり、一回目はイマイチな出来上がりでした。
でも、
付属の説明書通りではなく、別のレシピで作ったら美味しいのでは?
と思ったんですよね。
というのも、焼きたてのパンはふわふわもっちりで、食感はすごく良かったんです。
味がなんかイマイチだったので、材料の種類や配合量を変えて、色々試してみました。
その結果、うまくいくとしっとりふわふわで、ほんのり甘みのある、とっても美味しいパンが焼けました!
そして、「ホームベーカリーでこんなことをすると失敗する!」というのもわかってきました!
ここからは、失敗の原因と対策を紹介しますね。
パンが焼けたあと取り出さずに放置すると水分が失われる
パンが焼けたあともパンケースに入れたままにしておくと、失敗します!
パンケースの中に入れたままにしておくと、どんどん余計な熱が入り、パンの水分が失われてしまうんです。
象印のホームベーカリーには、焼けたあとの保温機能があるのですが、そんなのいりません・°・(ノД`)・°・
焼けたらすぐに取り出し、網の上に乗せて粗熱(あらねつ)を取ることが大事です。
予約で作ると過発酵しやすい
焼きたてのパンが食べたいのって、たいてい朝食ですよね。
だから、夜寝る前にセットし、朝焼けるように予約する使い方が一般的だと思うんです。
ところがこれが、失敗の原因でした…
予約で作ると、イースト臭さや酸味が出やすいんです。
焼きたてをすぐに食べるならまだいいですが、残りを次の日に食べたら、かなり残念なお味に…(ノДT)
これは、パン生地が過発酵しているためです。
私が借りたホームベーカリーは、材料を全部入れたあとてっぺんを凹ませて、そこにドライイーストを入れます。
予約の場合、材料がホームベーカリーの中で数時間、そのまま待機することになります。
そうすると発酵しすぎてしまい、ドライイースト特有のニオイや酸味が出てしまうみたいなんです。
スーパーの安い食パンでも、なんかパサパサして酸っぱいやつありますよね。あんな感じです。
そのため、ドライイーストを使うなら予約なしで作るか、「イースト自動投入機能あり」の機種がマストです!
材料の質をケチると美味しくない
スーパーでよく見かける、ごくごく普通の強力粉とドライイースト。
うちでも最初はカメリヤの強力粉とドライイーストで作りました。
でも、強力粉を北海道産のものに変えたら、さらに美味しくなりました!
ドライイーストは、サフのインスタントドライイーストが美味しいです!
あとは、「おうち乃が美」のレシピに乗っている、イーグルという強力粉で作った時も美味しかったです(^^)
ちなみに、国産の小麦粉はグルテンが少ないため、膨らみにくいそうです。
うちが借りた象印のホームベーカリーには「国産小麦」コースがついていて、それで作っています。
お手持ち(または購入予定)のホームベーカリーが国産小麦に対応しているか、要チェックです。
材料の配合量
最初は付属の説明書通りの材料で作ったのですが、これがイマイチでした。
お好みではありますが、バターと砂糖は多めの方が美味しいです。
バターと砂糖25gずつぐらいにすると、結構味が変わりました。
ただ、バターや砂糖を増やすのは健康的ではないですよね…
そのため、イーストや小麦粉を変える方が健康的に美味しくできると思いました。(このあたりはまだ試行錯誤中です)
室温が高い時期は難しい
ホームベーカリーを借りて最初の頃は、びっくりするくらい美味しくできたんですよ。
ところが、室温や湿度が上がってきたせいなのか、どうも上手くいかなくなりました。
室温25℃以上の場合は5℃の冷水を使うといいらしいのですが、それでもかつて成功した時の感動の味には至らず…
パン作りは温度や湿度の影響を受けやすく、特に夏は難しいようです。
しかし、そんな問題を解決してくれるホームベーカリーがあるんです。
有名なのはパナソニックのこれ。
温度センサーがついているので、室温に合わせて最適なパン作りをしてくれます!
我が家はこのPanasonicのホームベーカリーを購入しました。
夏でも失敗することなく、美味しく焼けています(^^)
ホームベーカリーでパンを美味しく作るコツまとめ
ホームベーカリーでパンを美味しく作るコツをまとめると、
- 焼けたらすぐに取り出す!
- イースト自動投入機能がない場合、予約は使わない!
- 材料(特に強力粉とドライイースト)は良いものを!
- 付属レシピにこだわらず、好みの配合量で!
予約は使わないと言っても、朝食べたいからと3時に起きてセットするとかは、非現実的ですよね。
私は夕方にセットして、22時ごろ焼きあがるようにしています。
粗熱が取れたらビニール袋に入れて、翌朝食べます(^o^)
焼きたてのホカホカ感はなくなってしまいますが、翌朝でも十分美味しいです。
でもねー、やっぱり焼きたてで美味しいパンが食べたいですよね!
なので、イースト自動投入機能のついたホームベーカリーを購入しました。
「ホームベーカリーを買うならどの機種がいいか」についても調べてみたので、この記事でご紹介しています。
ホームベーカリーは買う前にお試しした方がいいかも!?
我が家はいきなりホームベーカリーを購入せず、まずは借りて試してみるところから始めました。
これは大正解でした(^o^)
コツがわからないと美味しく焼けないこともあるので、いきなり高いホームベーカリーを買ってたらショックが大きかったかも(^^;
「ホームベーカリーってこんなもの」「自分に必要なのはどんな機能か?」を知り、納得した上で購入できるので良かったです。
ホームベーカリーは
- 材料をはかって入れる
- ボタンを押す
だけで美味しい食パンが焼ける、素晴らしい家電です。
でも、たったこれだけだけど、奥が深いんですよね…。
まず、材料は正確に計量しないといけません。
自分好みのパンが焼けるようになるまでには、強力粉やイーストの種類を変えて試すなど、試行錯誤も必要かなと思います。
そういうのが面倒な人には向かないですよね(´・ω・`)
買ったけど面倒でお蔵入りしてしまうのはもったいないです。
まずは借り物や激安中古品などで、
- ホームベーカリーでのパン作りはどんな感じか?
- ホームベーカリーで作ったパンの味は?
を試してから、実際に購入した方がいいと思いました。
家電レンタルは、Rentioというサイトでできますよ(^o^)
Panasonicの最新ホームベーカリー
送料込み・5000円ほどでお試しできるので、まずはレンタルで使ってみるのもアリ!
本当に有効活用できるか試してから購入すれば、タンスの肥やしにならないので良いかなと思います…!
以上、ホームベーカリーで失敗しないコツについてでした。
調理家電つながりで、昨年末に買ったヘルシオとホットクックも気に入ってます(^o^)
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