4.「全館さらぽか空調」のメリットとデメリット

一条工務店の「全館さらぽか空調」は、じわじわと人気が出てきているようですね!

インスタやブログで、導入して快適生活を送っている方を見かけるようになりました。

「全館さらぽか空調」がどんな設備かは、こちらの記事にて紹介しています。

https://tori-ismart.net/cc-sarapoka/

この記事では、さらぽかのメリット・デメリットを解説します。

目次

「全館さらぽか空調」のメリット

とにかく快適!

さらぽかを導入した方のインスタやブログを見ていると、みなさん「とても快適!」と仰っています!いいな~

そのポイントは「梅雨~夏にしっかりと除湿ができていること」だと思います。

https://tori-ismart.net/cc-kaiteki-jouken/

夏でも湿度が50%前後であれば、室温が27度でもサラっとして快適なんですよね。

全館を快適にコントロールすると、こんな感じの生活になります。

  • お風呂上がりにベタつかない
  • 汗だくになりながら寝ることがない
  • エアコンが効きすぎて寒い中寝ることもない

夏は暑くて睡眠不足や疲れ、自律神経の乱れなど、体に不調が出やすいです。

でも、さらぽかがあれば猛暑でも元気に過ごせそうです。

ちなみにもちろん冬も快適!

ただでさえ全館床暖房で、真冬でも春のような心地よさ。

それに加えて、さらぽかのデシカント換気システムが、乾燥のしすぎを防いでくれます。

どんな間取りの家でも全館除湿できる

エアコンで家中の除湿をする「全館冷房」を目指す場合、間取りへの影響が大きいです。

失敗しないためには、全館冷房のことを考慮した間取りとエアコンの設置方法を、設計時に検討しなければなりません。

でも「全館さらぽか空調」なら、どんな間取りでも全館除湿できるため、自由に間取りを決めることができます。

部屋のドアを閉めても全館除湿できる

エアコンでの全館冷房は、ドアを開けておく必要があります。

でも、思春期の子どもがいたり、家で仕事する場合などはドアを閉めたいですよね。

我が家でもやはり、ドアを閉めている部屋やトイレは暑くなり、除湿も不十分でした。

でもさらぽかなら、ドアを閉めていても各部屋は快適!

なお、エアコン全館冷房でも「エアパスファン」というものを設置すれば、ドアを閉めても大丈夫だそうです。

詳細はフエッピーさんのブログをご覧ください(・∀・)

https://iiie296.com/?p=7046

自分でコントロールしなくても勝手に全館除湿できる

エアコンでの全館冷房だと、その日の天気(気温・湿度)によって、エアコンの設定変更が必要です。

特に梅雨時、気温は高くないけどジメジメしている日は、コントロールが難しいです。

温湿度計を見て逐一自分で考えるのは、正直面倒…。

特にワンオペ育児中、子どもと一緒に1階にいる時に、ちょこちょこ2階の状態を確認しに行くのは負担が大きいです。

一方さらぽかは、デシカント換気システムが勝手に全館除湿してくれるので、自分で設定変更する必要がありません。

何もしなくても勝手に家中を快適にしてくれます。

一年中部屋干しOK!布団も干さなくてOK!

布団干しからの解放

家中の湿度を4~50%程度に保ってくれるので、梅雨時でも部屋干しができます。

そして、重くて大変な布団干しからも解放されます!

そもそも普通に布団を干すだけでは、完全にはダニ退治できないらしいですしね。(50度以上になればダニは死滅するので、黒い布やビニール袋をかぶせて天日干しするという技もある)

レイコップ等の布団クリーナーもありますが、それをこまめにかけるのも面倒ですよね~。

家の中がダニの発生しない環境なら、ダニ対策自体が不要になります。

ダニは乾燥に弱いため、さらぽかを使って湿度を55%以下にしていれば、発生・増殖しません。

※シーツの洗濯は必要です

窓を開けなくて良いので網戸が不要になる

さらぽかがあれば窓を開けなくて良い(基本的に開けない方が良い)ので、網戸が必要がなくなります。

外が涼しいからと窓を開けると、家の中の湿度が上がってしまうことが多いんですよね。

窓を開けてもOKな日って、1年365日中何日あるかな…。

その数日のために10万円以上するオプション代を払うのは、もったいないなーという気持ちも…。

さらぽかがなくても、ロスガードで24時間換気しているので、一条の家では換気のために窓を開ける必要もないんですよね。

むしろ、窓を開けるとこんなデメリットがあります。

  • 家の中の湿度が上がって不快
  • サッシが汚れる
  • 虫が入ってくる
  • 急な雨で濡れちゃう
  • 家の中の話し声が外に聞こえちゃう
  • 外にいる人の話し声が聞こえちゃう
  • カギ閉め忘れたら危ない

そうは言っても自然の風を感じたい!という方もたくさんいらっしゃいますよね。初夏や秋のそよそよ~っと入ってくる風って気持ちいいんですよね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

でもそのために、全窓に網戸をつける必要はありません。

オプション代を削りたい方は網戸をなくすとか、必要最低限の窓にだけつけるので良いかなと思います。

ちなみに北海道の我が家は網戸標準なので、全窓についています。

でも年々窓を開ける回数が少なくなり、ホント年に数回しか開けないですね~。

「全館さらぽか空調」のデメリット

さらぽかのデメリットは、主に費用面ですかね。

初期費用が高額

さらぽかは高額オプションで、導入には50万円前後かかります。(坪数・契約時期による)

ただ、他社で同様の設備を導入しようとすると100万円くらいかかるそうなので、お得感はありますね。

あとエアコン不要まではいかないものの、設置台数が減らせます。(エアコンは1~2台が推奨)

なので、トータルで見るとそこまでの費用負担はないかなと思います。

電気代が高額

デシカント換気システムは結構電気使うみたいですね~。さらぽかだけで電気代月1万円くらいかかるそうです。

ですが今は太陽光発電を余剰売電にしている方が多いです。

インスタでさらぽかを導入している方の電気代を見ると、全部で1万円ぐらいの方が多いみたいですね。

太陽光がなくても、夏の電気代が2万円を超えることはなさそうかな?

サーキュレーターの設置位置に注意が必要

さらぽかを導入すると、各部屋の天井にサーキュレーターがつきます。

もしサーキュレーターの風が人に直接当たると不快なので、人が常にいる場所(ソファやベッドなどの上)には設置しないよう、気をつける必要があります。

サーキュレーターのメンテナンス作業が発生する

さらぽかを導入すると、サーキュレーターのフィルターの埃を取るという作業が追加で発生します。

さらぽかを導入しなかった場合でも、1か月に一度ロスガードの吸気口のフィルタのホコリを掃除機で吸い取ったり、フィルター交換するというメンテナンス作業があります。

さらぽかを導入すると、次の3つのメンテナンスが必要となります。

  • サーキュレーターのフィルタ
  • デシカント換気システムの本体のフィルタ
  • 吸気口のフィルタ

裸足で過ごすと寒いかも

床冷房は床がキンキンに冷えるようなものではないですが、やはり裸足だと冷えやすいそうです。

靴下やスリッパをはけば大丈夫とのこと。

でも夏は裸足で過ごしたい!という方には向かないかもしれませんね。

導入できない地域がある

さらぽかは、導入できない地域があります。

北海道は導入不可(ノДT)

本州でも導入できない地域があるそうです。

エアコンなしでも大丈夫とはいかない

実際にさらぽかを導入した方の話によると、

エアコンがなくても床冷房だけで快適!

という方と、

真夏はエアコンがないと暑い…

両方の意見があります。

住んでいる地域や家族構成にもよると思いますが、エアコンはつけておいた方が無難です。

せめて後から追加工事できるよう、スリーブ(穴)が最低限必要かと思います。

ただ、各部屋につける必要はありません。

全部で1~2台あれば十分かと思います。

一条だと「標準でRAYエアコンがつくから、オプションのエアコンはいらないんじゃない?」と思いきや…

床冷房とRAYエアコンの同時使用はできないそうです。

そのため、RAYエアコン以外に1~2台設置しておくと良いかと思います。
(1台だけつけるなら2階)

まとめ

全館さらぽか空調は、導入費用が高額で月々の電気代も少々高くなります。

ですが、とにかく快適!

湿度を下げることでダニやカビが発生しにくくなり、家事の手間を減らすことにもつながります。

もちろん健康にも良い。

この快適さは、誰でも手に入れられるものではないです。

一条工務店のような高気密高断熱住宅で、全館さらぽか空調を導入するからこそ得られるもの。

(エアコンによる全館冷房でも可能ですが、勉強と試行錯誤が必要…)

まずはその価値を知って、検討してみてはいかがでしょうか。

オプション代や電気代を抑えたい方は、さらぽかではなくエアコン全館冷房でも快適になりますよ!

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