一条工務店の家は全館床暖房。
冬はマイナス10度を下回る北海道で、オール電化の床暖房にしたら、電気代が心配になりますよね。
一条工務店の家は高性能なので、電気代はそんなにかかりませんよ!
と言われた方もいるかもしれません。
しかし実際は、5万円以上かかっている方もいます…!
電気代は
- 床面積
- 住んでいる地域
- 床暖房の設定
- 住まい方
によって大きく変わってきます。
この記事を読むと、
- 北海道の一条工務店の家の電気代はどれくらい?
- 床暖房の設定温度のおすすめ
- 電気を無駄にしないために気を付けるべきこと
がわかりますよ(^^)
北海道に関わらず、一条工務店を検討中の方、電気代を安くしたい方は、ぜひ参考にしてください!
北海道の一条工務店オーナーに1月の電気代を聞いてみた
Instagramのフォロワーさんの中で、北海道の一条工務店のお家に住んでいる方に、真冬(1月)の電気代を聞いてみました。
かなり幅が広くて、2万程度の方もいれば、5万を超える方もいらっしゃいました。
これは、次の条件によって変わってきます。
- 床面積(広ければ電気代がかかる)
- 住んでいる地域(最低気温がマイナス10度程度から、マイナス35度の地域まである)
- 室温(高くすれば電気代がかかる)
- 蓄電池の有無
詳細はヒアリングできていないのですが、恐らく2万円程度の方は蓄電池を使われているのではと。
札幌辺りで4万円以上になる方は、室温を25度以上に上げて、冬でも半袖で過ごすスタイルでした。
室温を23度程度に抑えている場合、札幌などの2地域だと概ね3万円台かなぁと推測しています。
※※次の1月の電気代が出たら、詳しくヒアリングして記事にしたいと思います!
マイナス35℃!極寒地域でのアイスマートは?
北海道には、マイナス30度を下回るような極寒地域もあります。
真冬はマイナス35度の地域にお住まいの、人気インスタグラマー「ピエロさん」のお家の事例を紹介します。
ピエロさん
- 北海道のめちゃ寒い地域在住
- 一条工務店アイスマート
- 平屋31坪
- 4人家族(1月はまだ3人家族)
- ペット多数&水槽あり
- 室温は24度
- 太陽光と蓄電池を導入
- ヒートポンプ式床暖房
冬はマイナス35℃まで下がる地域でも、ヒートポンプ式床暖房が使えることにびっくり。
ピエロさんご自身は暑がりですが、奥さまが寒がりということで、室温は24度にされていたそう。
そんなピエロ邸の1月の電気代は…約5万円!
ピエロさん家は蓄電池を導入されているのですが、マイナス20度を下回ったら、蓄電池が止まってしまったそうです…!!!
1月検針期間の35日中、10日間停止していたとのこと。
一条工務店としての対策はまだないそう…
ちなみに今は、室内設置 or 屋外設置を選べるようになったそうです(^^)
寒冷地の方は室内に設置した方がよさそうですね…!!
ヒートポンプ式床暖房、設定のポイント
ヒートポンプ機器で暖房する場合、温度は低くした方が効率が良いとフエッピーさんに教えていただきました。
北海道の一条の床暖房は、壁リモコンと本体の2種類の温度設定ができます。
効率を良くして節電するための設定ポイントは
- 本体の水温は40~45℃に抑える
- 壁リモコンの設定温度を上げて、快適な室温になるよう調節する(設定温度30度以上)
1地域にお住まいの方が、実際このような設定にして、電気代がかなり安くなったと聞いています(^^)
我が家はヒートポンプ式でないので試せませんが、電気代を節約したい方はぜひ試してみてください!
電気代を安く抑える住まい方
床暖房の設定以外にも、電気代(暖房費)を抑えるコツがあるのでご紹介します。
換気扇を回しっぱなしにしない
一条工務店の家には「ロスガード90」という換気システムが備わっています。
ロスガードは全熱交換型の1種換気のため、外の空気を室内環境に近づけてから、室内に入れてくれます。
一方、レンジフードやお風呂などの換気扇を使うと、吸気口などから外の冷たい空気がそのまま入ってきます。
換気扇を回し続ける=せっかく温めた室内の空気を、外に捨て続けるということ。
もったいないですよね!
ちなみに、換気扇をずっと回していると、冬は室内がどんどん乾燥していきます。
換気扇の使用は最小限に抑えるのが、一条工務店の家の住まい方のコツです(^^)
お風呂のあとは換気扇を回すより、サーキュレーターで室内側の乾いた空気を浴室に送り込んだ方がいいですよ!
お風呂が乾く&室内が加湿されるので、一石二鳥です。
家の中に温度差を作らない
暖房費を節約したいなら、室温は上げすぎないようにした方がいいです。
ただ、家の中に温度差があると「コールドドラフト」が発生して、室温の割に寒く感じてしまいます。
だから、もっと室温を上げたくなってしまうんですね。
- 使っていない部屋の床暖房を止めない
- 玄関や日当たりが悪い部屋の設定温度を高めにする
- ハニカムシェードは全部閉める(結露は拭く)
このような対策をして家の中の温度差を無くすと、室温が22度程度でも寒くなくなります。(体感なので人によりますが…)
逆に、温度差があると室温をいくら上げても寒く感じてしまいます。
家の中にコールドドラフトの発生源がないか、チェックしてみてください。
土間の断熱材がない場所を塞ぐ
玄関は断熱が弱く、寒くなりやすいので、ぜひ対策しておきたいところ。
一条工務店の場合、玄関土間(床)に断熱材が入っていないのです。
北海道は土間にも床暖房が敷設されているので、土間床にも断熱材が入っています。
ですが、土間の立ち上がり部分には断熱材がなく、そこがかなり冷えやすいです。
このようにプラダンで覆って、テープで固定すると、多少冷えを防げます。
ヒートポンプじゃない我が家の電気代
余談ですが、2013年に建築した我が家は、ヒートポンプではなく電気温水式の床暖房です。
ヒートポンプと比べて3倍くらい電気を使っていると思われます…。
そんな我が家、過去最高の電気代は6万円!
入居した頃は4万円ほどでしたが、電気代がどんどん値上がりし、こんなことになってしまいました(ToT)
そこで、ヒートポンプ機器であるエアコン暖房と併用することで、電気代を節約できました(^^)
もし我が家と同じように暖房がヒートポンプではなくて、電気代が高すぎて苦しんでいる方は、こちらの記事を参考にしていただけたらと思います。
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