こんにちは、とりです(・∀・)
一条工務店のi-smartやi-cubeは、ほぼ全窓に標準で「ハニカムシェード」という、カーテンのようなものがついています。
住宅において、窓からの熱損失は非常に大きいのですが、このハニカムシェードという断熱性能にすぐれたシェード(カーテン)があることによって、窓から冷たい空気が入って来にくくなります。
※画像は一条工務店のサイトよりお借りしました。
ハニカムシェードの写真はこちら。
このようにレールがついているので、窓枠に隙間なくピッタリとはまっています☆
で、全窓にコレがついているなら、カーテンはいらないんじゃないの?と思う方もたくさんいらっしゃると思います。
その点についてはたくさんの一条ブロガーさんが記事を書かれていますが、今日はとりが考える「ハニカムだけだと困る点」や「カーテンをつけて良かったと思う点」をご紹介します(^O^)/
ハニカムだけだと困るシチュエーション
冬は結露する!
ハニカムシェードの一番の弱点は、冬の「結露」です!!
温暖な地域では問題になることはないかもしれませんが、寒冷地では冬にハニカムシェードを全部閉めてしまうと、窓の結露が激しくなります。
結露する場合は、ハニカムシェードは下の方を開けておくことが推奨されています。
それだとせっかくの断熱性能が…とは思うのですが、結露でカビたり、そのせいで家が傷んでしまう方が困りますし、結露を拭くのが大変になるので、下の方を開けています。
しかし残念ながら、我が家の場合(樹脂サッシ・ペアガラス)はそれでも結露は防げません。
(ハニカムを全部閉めた時よりははるかにマシです)
ですので、結露対策のためにはハニカムの下の方を開けておかないといけませんが、その時にカーテンがないと、ハニカムを開けている部分が外から見えてしまいますΣ(゚д゚;)
ハニカムの開け具合を調節すれば外から見えないようにできるかもしれませんが、その開け具合では結露の発生が抑えられないかも…
寒冷地かつ外からの視線が気になる立地などの場合は、ドレープカーテンがあった方が良いように思います。
夏の夜に暑い!
北海道の一条工務店の家は、エアコンが標準ではありません。北海道でも最近は大分エアコンが普及してきましたが、夏に冷房を使う家庭はまだ多くないです。
うちはオプションでリビングだけつけましたが、友人が遊びに来ると「エアコンがある!」と驚かれることがあります(・Θ・;)
でも夜は窓を開けていれば涼しい風が入ってくるので、我が家でも真夏は昼間だけエアコンを使い、夜は窓を開けるようにしています。
しかし、窓を開けた状態でハニカムシェードを閉めると、ちょっと強い風が吹いた時にハニカムがレールから外れてしまいますΣ(゚д゚;)
しかも直すのが大変…
もしカーテンが無いと、窓もハニカムも閉めきって暑い思いをするか、外から丸見えだけどハニカムと窓を開けるかしかなくなってしまいます…
もちろんエアコンがあれば、窓もハニカムも閉めきってエアコンをつければ良いのですが、我が家ではリビングにしかエアコンがないので、夏の来客時に困りました(;´▽`A“
客間にはレースカーテンしか無い窓が…。
という訳で、やっぱりドレープカーテンは必要だなぁと思いました。
ここまでは北海道ならではの事情ですね。
カーテンがあって良かったと思うシチュエーション
次は、住んでいる場所に関係なく、カーテンがあって良かったと思う時です☆
インテリア的要素
カーテンは非常にたくさんの種類やデザインがあり、個性を出せるポイントだと思います(・∀・)
選ぶ楽しみや見る楽しみもありますし、機能性に優れたものもあります。
家本体や地盤改良、オプションや外構などで、なかなかカーテンまで予算が回らないとは思いますが、リビングだけでもお気に入りのカーテンをつければ、家への愛着がさらに増すのではないかと思います(*^_^*)
もちろん、あえて全部ハニカムにしてスッキリ感を出すというのも良いですけどね(^^)
標準のハニカムは遮光性がない
今はハニカムシェードには以下の3種類があるそうですね。
- 断熱ハニカム
- 遮熱ハニカム
- レースハニカム
断熱ハニカムは前からある、標準のやつですね。
遮熱ハニカムはアルミ素材が使われていて、断熱ハニカムよりさらに断熱性に優れ、光もシャットアウトするそうです。
地域によると思いますが、西側の窓は標準でつくそうです。
レースハニカムは…多少断熱性能の高いレースカーテンという感じでしょうか?(・Θ・;)
うちの時は断熱ハニカムだけでした。
で、この断熱ハニカム、遮光性はほとんどありません。
とは言っても、昼間に下ろしていれば部屋はちょっと暗くなりますし、夜に下していれば家の中で電気をつけていても外から丸見えになることはありません。
外からの見え具合は、ヨシローさんのブログが参考になります☆
ハニカムを下しておけば外からの視線はほぼ気にしなくて良いと思いますが、家の中に太陽の光を入れたくない時もありますよね。
例えば、
- ホームシアターでスクリーンに映像を映す時
- 夜勤明けで昼間に寝ている時
- 日が長い時期にかなりの早朝から太陽の光が入ってきてしまい、無駄に早く目が覚めてしまって寝不足になる
とか。
外からの光をシャットアウトしたいシチュエーションがある場合は、遮光性の高いドレープカーテンがあった方が良いと思います。
または、遮熱ハニカムとレースハニカムをダブルでつけることもできるそうなので、そちらを利用すれば場合によってはカーテンを買うより安くすむかも?
外からの見た目
「光害」ってご存知でしょうか?夜間に強い光を発することによって、近隣住民に迷惑になるケースがあります。
一般住宅の照明で問題になることは少ないと思いますが、夜間にマンションやアパートの通路の照明が明るすぎて、近隣住民から眠れないという苦情が来るケースはあるそうです。
標準のハニカムやレースハニカムには遮光性がないので、家の中の光が外に漏れやすいです。
遮光度が低いとはいえ、何もないわけではないのでトラブルになることはまずないと思いますが、住んでいる環境によっては、夜間に家中の窓から明かりが漏れていると、変に目立ってしまうことはあるかもしれません(汗)
まとめ
ハニカムだけでも暮らせないことはありませんが、寒冷地に限っては結露対策のためドレープカーテンはあった方が良いと思います。
うちはペアガラスですが、トリプルガラスでも結露はするそうです。過度な期待はしない方が良いのかなーと個人的には思います(汗)
また、寒冷地ではなくても加湿器を使えば結露はしやすくなります。
しかし全窓にカーテンが必要なわけではなく、外からの視線を気にする必要がない場所や、かすみガラスのところは標準のハニカムだけにするなどして、費用を削減できます。
迷っている方は、まずは住んでみてからでも良いかもしれませんね(^^)
以上、ハニカムシェードについてでした(・∀・)
結露についての記事はこちら。
コメント
コメント一覧 (14件)
こんばんは☆まろすけです(^O^)
ウチは西側が遮熱ハニカムでした!
家入ったら『暗っ!』って思いました(笑)
カーテンもインテリア要素でリビングに
レースカーテンを北側の寝室には遮光カーテンを付けました。
カーテンがいらなかったところは客間です!
一応、お客様が泊まられたときにと思い、遮光カーテンを付けたのですが、その部屋が西側だったので、遮熱ハニカムが付いてました(笑)
打ち合わせ時に設計士さんから説明はあったとは思うのですが、すっかり忘れてた、まろすけ達の痛恨のミスです!
まろすけさん、コメントありがとうございます☆
遮熱ハニカムはすごいですねぇ!
シャッターみたいな感じでしょうか。
遮熱だと結露はどうなるのか、気になるところです(^^)
遮光カーテンと遮熱ハニカムは、かぶっちゃいましたね(;´▽`A“
結露対策が必要な時は出番があると思います:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
うちは記事に書いた通り客間にレースしかなくて失敗したなぁと思ったのですが、何しろそのレースがバーチカルブラインドなので、ドレープを足すことができず…
しかし来客は夏に多いので、悩ましいです(;^_^A
こんにちは、コスケです( ´ ▽ ` )ノ
うちも結構カーテンやレースなしでハニカムに頼っている窓多いですが、ここはレースあった方が良かったなぁとか、カーテンあった方が良かったなぁという場所はやっぱりあります(^_^;)
でも、お金が沢山でていく新築時に、たっかいカーテン代を節約できるのはありがたいです( ̄▽ ̄)
もしハニカムがなきゃ、うちのカーテン代は2倍近くまで上がっていたような気がします・・・
カーテンやレースは後からでもつけられますし、とりあえず主要な窓以外はハニカム頼みというのも一つの方法かもしれませんねε-(´∀`; )
北海道の場合結露の問題はありますが・・・
コスケさん、コメントありがとうございます☆
うちはほとんどの窓にレースとドレープ両方つけたので、たいそうな費用がかかってしまいました(;´▽`A“
保険の満期とかで、後から使えるお金が入る予定があれば、とりあえずハニカムメインでも良いかもですね~。
でも標準のハニカムはレースとして使うには厚すぎるし、ドレープとして使うには結露問題があるし、ハニカムだけで大丈夫な窓は限られるような気がしています(´・ω・`)
カーテン以外にも、外構や新しい家具・家電、表札(←うちの時は一条のは御影石オンリーだったので…笑)やポストをそろえたりで、何かとお金がかかりますよね~(´・ω・`)
確か「カーテンや外構は後からお金がたまった時でも」と言われたような気もしますが、お金がたまったら住宅ローンの繰上返済を優先したくなりそうですし、大きな収入のあてもなかったので、我が家は最初にまとめてお金かけちゃいました(☆。☆)
うちは1階はハニカムオンリー、2階はカーテン有りで過ごせてますが、これは立地条件にもよりますね。
1階は、窓の配置とお隣との位置で、ほぼ「外からめっちゃ見える」がないんです。オットに言わせると「そう計算した!」とのことですがw
2階は、「寝室はね、窓を開けてカーテンがファサ~でね、日差しぽかぽかの中、気持ちよく昼寝したいのっ」というオットの要望により、カーテンありですw 昼寝前提か。
お金と気持ちと条件の兼ね合いは難しいですが、うちの妥協点はこうでした。確かに「お金ができたときに……」も考えに入れてもいいと思いますが、今、「あの家を建てるときの勢いと金払いの良さはどこいった?」なんで、のんびり屋はもう迷ったら入れてもいいような気もしてきましたw
あと、カーテンより、ハニカムの方が掃除しやすいので、助かってます。カーテン外して、洗濯して、またかけて……が、背が中途半端な分苦手で。ハニカムは、ふさふさのクイックルワイパーでこまめに撫でられますので(←正しいんだかどうだか)
しろはなさん、コメントありがとうございます☆
1Fハニカムオンリーということは、昼間はカーテン無しで過ごされているのでしょうか?
うちも1Fは隣家の窓から見えるようなところはないのですが、両隣の人が庭に移動する時や、裏の人が庭仕事をする時があるので、どうしても視線が気になってしまいますー(;´▽`A“
気にしすぎなのかな(・Θ・;)
なんか、部屋の中が見えると、空き巣に狙われたりしないか心配になっちゃうのですよね。
カーテンファサ~でぽかぽか昼寝、すっごい気持ちよさそうです~о(ж>▽<)y ☆
「あの家を建てるときの勢いと金払いの良さはどこいった?」
⇒ですよね!(笑)
何年か経ってしまったら、もうオーダーカーテンをつけようとは思わないかも…
ハニカム&カーテン問題は難しくて、外からの視線を気にするかや立地、気候、生活スタイルによって「ハニカムだけで十分」という方もいれば「カーテンは絶対必要」という方もいるので、意見が言いづらいのですよね(笑)
個人的にはカーテンはつけた方が良いと思ってますし、「お金がたまったら」は難しいのかなーと思っています。
1ヶ月くらい住んでから検討するのはむしろ良いと思います(^^)
まぁ、それだと実際にカーテンがつくのは大分先になってしまいますが…
ハニカムの掃除、したことないですΣ(゚д゚;)
大掃除の記事にも書きましたが、カーテンはキッチンのロールスクリーン以外、結局まだ一度も洗ってません(;^_^A
シェードを洗濯する勇気が出ずですorz
ああ、言葉足らずでした。さすがに丸見えはアレですので、昼間でも、外に人が通るところ(とりさんのおっしゃるところの、お隣が庭仕事したら見えるところとか)は、ハニカムを下ろしています。これまたおっしゃるとおり、どろぼうさんも怖いしw レースカーテンより中がうかがい知れない感じがして、落ち着く私。私は外の景色が見えなくても落ち着くのですが、そうでない方もいらっしゃるんだろうなあ。
インテリア的にカーテンを好む方もいらっしゃいますし(ハニカムもこの微妙な色はゴニョゴニョ←今は変わったのでしたっけ)、難しいですよね。
なるほど、昼でもハニカムは下ろして過ごされているのですね~(・∀・)
確かにレース以上に安心感はありますね(^^)
外の景色が見えた方が良いとか、昼間はレースカーテンすらも開けておきたい方もいますもんね。
外から絶対に見られることがない窓だったら、レースも開けておきたいところなのですが(^^)
吹き抜けの窓から太陽光が入ってくるお家は羨ましいです♪
ハニカムの色は気にしたことがなかったですが、レースハニカムや遮熱ハニカムは、また違った雰囲気なのかもしれないですね。
カーテンは好みが出るところなので、Web内覧会を拝見する時は楽しみにしている部分でもあります☆
こんばんは。
今はハニカムシェードも色々な種類があるのですね。
うちは断熱ハニカムだけだと思いますが、いまだに子ども部屋はハニカムだけで頑張っています。
最初にカーテンをつけないと、結構つけようと思っても重い腰が上がらないですね・・・(;^ω^)
がちゃっぴさん、コメントありがとうございます☆
そうですよね~、住んでから時間が経ってしまうと、無しでもなんとかなっているところはそのままにしてしまいますよね(;´▽`A“
うちも入居当初は、イマイチだったブラインドを外して他のところにつけて…とか考えてましたが、今となってはどうでもよくなってしまいました(汗)
一度落ち着いてしまうと、なかなか…
とりさん初めまして。
いつも楽しく拝見させていただいてます。
昨年秋から夫婦でi-smartに住んでるきのこと申します。
ハニカムがあるだけに、カーテンをどうするか悩みますよね。
うちはまだレールすら付いてません(;^_^A
選ぶのに迷ってしまい入居に間に合わず、
住んでから~と思ってたら月日が経ってしまいました。
カーテン屋さんもおっしゃっていましたが、一条の家なら冬は越せます(笑)
そしてやはり夏前には必要になるそうです。
カーテンがないのでハニカムは閉めっぱなしですが、
結露を考慮し少し開けていました。
ただ透明ガラスの場合、部屋の中が丸見えになるので「中から外が見えないこと」を
基準に開けるのを少しだけにしてたのですが、
十分気を付けたつもりでも、
中から外が見えなくても外からは隙間からかなり見えるのが盲点でした…(-_-メ)
少しは見えてるかもではなく、全く見えてないと安心してたので(汗)、
気付いたときはとても恥ずかしかったです。
訳あって居留守してたときもあったので……バレてたんだと……。(笑)
まあ、レースがあればだいぶ緩和されるのでほとんどの方は気にされなくて
いいのでしょうけどね(*^_^*)
これからもブログを楽しみにしています。
きのこさん、初めまして!
コメントありがとうございます☆
カーテン選ぶのも時間かかりますよね。
何回も打合せして、何か月もかけて決まりましたよ(;^_^A
夜は外から見ると、明るい室内は思っている以上によく見えてしまいますよね。
今ちょっと確認してみましたが、2cmくらいだったら大丈夫そうでしたが、冬は結露対策のために10cmくらい開けているので、それだとカーテンしないと完全に丸見えでした(;´▽`A“
寒冷地でなければそんなに開ける必要はないのかもしれないですけどね。
また、昼間でも窓が2方向にある場合は、案外中が見えてしまうことがあるのですよね~。(ハニカム下ろしていれば大丈夫です)
うちの場合はあまり日当たりが良くないので、昼間にハニカムを下ろしていると室内が暗いのと、夜は結露問題のため、カーテンは必須でした。
うちのカーテン屋さんはカーテン必要派でしたが、それは商売だからかもしれないですね(笑)
やっぱりカーテンの必要性はケースバイケースですね(^^)
今後ともよろしくお願いします♪
ご返信ありがとうございます☆
すぐに確認してくださったなんて…!
とりさん、鋭いです。
2センチだとセーフですが3センチ開けるとかなり見えてしまいます。
実は見えてるのに気付いてないのは恥ずかしいので、
時々外に出てチェックしないといけませんね。
私は家の中がちょっとでも見えると恥ずかしい派です(;^ω^)
そのうち大胆になるのかなあ・・・
きのこさん、こんばんは☆
まさか2cmでドンピシャだったとは…(笑)
でも2cmなんて、ほんのちょびっとですよね。
2cmしか開けなかったら、冬の北海道では結露が大変なことになってしまいます(´・ω・`)
家の中が見えると、空き巣に狙われて事前調査されてしまうかもしれないので、やっぱり見えない方が良いかなぁと個人的には思っています(^o^)
まぁ、うちの場合は、家の中が見えても恥ずかしくない状態になっていないというのもありますが…(滝汗)