こんにちは、とりです(・∀・)
先に重要なとこだけ。
一条工務店の太陽光発電システムでの自立運転(自家消費用モードの発電)のやり方は、
- 太陽光モニター左下の『連携/自立』ボタン長押し(結構長く)
- 赤いランプが点灯したら自立用コンセントに挿す
これだけです!
2018年9月6日、私の住む北海道で最大震度7の「北海道胆振東部地震」が発生しました。
幸い我が家は、地震の揺れによる被害はなかったものの、北海道全域で停電となりました。
「北海道全域で停電している地域がある」ではなく「北海道全部停電」ですよ…(((゜д゜;)))
前代未聞です。
しかし、我が家は太陽光発電があったので、本当に本当にほんっとーーーーに助かりました!!!
この記事では、被災時に太陽光発電を使う方や、その時絶対にあった方が良い電源タップと延長コード(←とても重要!)のことをご紹介します。
太陽光発電を自立運転する方法
停電時、太陽が出ていれば発電した電力を「自立運転用コンセント」から使うことができます(^o^)
上下1500Wずつ使えます!
使い方は以下の通り。
- 太陽光モニター左下の『連携/自立』ボタン長押し(結構長く)
- 赤いランプが点灯したら自立用コンセントに挿す
自立運転中はフルで発電するのではなく、コンセントにつなげている分だけ発電しているみたいでした。
なので、とりあえずコンセントさしてください。
いつもは太陽光のモニターに現在どれくらい発電しているかが表示されますよね。
自立運転モードの場合は、使わないとずっと0のままなようでした。
今回、夜明けとともに発電が開始するのを待っていたのですが、なかなか発電が始まらないので、ためしに挿してテレビの電源入れてみたら実はもう発電が始まっていたというオチでした(;´▽`A“
太陽光発電で動かせたもの
我が家の場合ですが、停電中に太陽光発電で実際に動かせたのは以下のものです。
- スマホの充電
- モバイルバッテリーの充電
- テレビ
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- インターネット関係
- タンクレストイレとウォシュレット
スマホとモバイルバッテリーの充電
スマホの充電は停電時に100%でしたが、懐中電灯として使ったり情報収集していると、すぐに減ってしまいます。いつ太陽光が止まっても良いように、こまめに充電しながら使いました。
モバイルバッテリーは普段使っていなくて充電もしておらず、空っぽになっていました(;´▽`A“
いつも「そろそろ充電しとかなきゃな~」と思いつつ先延ばしにしてました(汗)
使わなくてもどんどん減ってしまいますからね。
とりあえずモバイルバッテリーを充電しておけば、発電できない夜間にスマホの電池が切れても充電できます。
テレビ
テレビがつけばとりあえず状況を把握できますし、映像や人の声を聞くと安心感があります。
停電や断水に関する情報、給水所や携帯無料充電所の案内、スーパーや銭湯の営業情報などもやっていましたね。
【追記】
テレビの電波が弱くてブースターを使っている場合、ブースターにも電気を送らないと見られないそうです。
コスケさんの記事が参考になります。
冷蔵庫
今回、冷蔵庫が停止したのは3時間だったので、中の食材は全て無事でした(^o^)
冷蔵庫の中身が使えれば、食料への不安が激減します。中のものを焦って使う必要もありません。
発電していない時は、冷凍庫の保冷剤や凍らせておいたペットボトルを冷蔵庫に移して、あまり開けないようにすれば、結構持つと思います。
電子レンジ
電子レンジは、バッチリ晴れている時は500W使えましたが、曇っていると使えませんでした。200Wなら曇りでも大丈夫でした(^o^)
電子レンジが使えると、冷凍庫のものを解凍したり、レトルト食品を温めたり、冷凍してあった作り置きの離乳食をあげることができます。
被災時でも温かいものを食べられるのは良いですね。
光回線とWi-Fi
停電すると、携帯やスマホもつながりにくくなったり、圏外になります。
そうするといくら電気があっても、情報収集や連絡ができなくなってしまうんですよねY(>_<、)Y
なので、自宅の光回線とWi-Fiも使えるようにしておくと良いです。(と言っても私はさっぱりわかりません…夫に丸投げ)
停電が長引けば光回線も使えなくなるかもしれませんが、うちの場合は光回線がずっと使えていました。
タンクレストイレとウォシュレット
我が家の一階のトイレはネオレスト(タンクレストイレ)で、普段は電気で水を流しています。
ネオレストは、停電時は手動レバーで流すことになるのですが、太陽光発電中はいつも通りボタン一つで流すことも可能です。
手動レバーで水を流す方法はこちら。
と言ってもうちは二階が標準のタンク付きトイレなので、基本はそちらを利用していました。
夫がウォシュレットを使いたい時だけ、ネオレストのコンセントをつなげていました( ̄∇ ̄+)
その他
電気ケトルは消費量が大きいので、条件が良ければでしょうか。うちは使いませんでした。(我が家のティファールの電気ケトルは1250Wです)
晴れたら炊飯器を使えたという方もいらっしゃいました(^-^)
洗濯機もいけるはず。
太陽光パネルの設置容量や季節、気象条件によって異なるとは思いますが、とりあえずスマホ・テレビ・冷蔵庫さえ使えれば、あとはなんとかなると思います!
スマホは一番大事ですねY(>_<、)Y
とりあえず、コンセントをさせば使える家電のほとんど全ては使えました!100Vならエアコンもいけるのでは。
延長コードや電源タップは絶対必要!!
このように、いざという時に大活躍する太陽光発電ですが、有効活用するために事前に用意しておくべきものがあります。
それは、延長コードや電源タップ!!!
自立運転用のコンセントは通常2つしかありません。
我が家では、このような電源タップ(OAタップ)を使って、たくさんつなげられるようにしました。
そして延長コードを使って、テレビ・冷蔵庫・電子レンジなどの重要な家電へ電気を供給することができました。
延長コードと電源タップがなければ宝の持ち腐れになってしまいますので、これだけはぜひ今から備えておいてください!!!
実際に挿してみて、きちんと届くか試してみてください!
重要家電全てに届くためには、結構たくさん必要になります。
電源タップや延長コードを使用する際の注意事項
まず、自立運転コンセントは1口につき1500Wなので、それを超えない範囲で使用するように注意してください。
電源タップで口数が増えるとつい色んなものをつなげてしまいがちですが、消費電力の大きな家電を同時に使わないようにしましょう。
それから、電源タップ・延長コードともに1500Wに対応しているものを選んでください。
太陽光パネルの容量が大きければ大きいほど災害時に強い!
我が家の太陽光パネル容量は12kWです。季節は9月上旬、天気は晴れ時々曇りで、発電の条件は良好でした。
自立運転用コンセントは1500Wが2個なので、どれだけたくさん発電していても、合計3000Wまでしか使えません。
だからパネル容量は多くなくてもいい…のではなく、やはり容量が大きければ大きいほど停電時に活躍します。
地震当日は、朝の6時頃(?)から18時頃までなんとか使えました。
でもパネルの容量が小さいと、太陽の光が弱い時にほんのちょっとしか発電しなくて、使えなくなっちゃうんですよね。
容量が大きければ、日の出直後や日没直前まで少しでも長く、曇ってても必要な量を発電してくれます。
という訳で、これから太陽光発電を設置される方は、可能であれば大容量の方がおすすめです(^o^)
費用回収という面でも、大きい方が有利ですからね。
(というのは夫談なのですが、実際どれくらいの容量があればいいのでしょうねぇ。私の耳に入ってくる「太陽光があって良かった!」という声は皆さん10kW以上の大容量ですが…)
【追記】
セキスイハイムのお家にお住まいのたびおさん。
6kWでも、スマホ充電、冷蔵庫、洗濯機が使えたそうです!
雪国では屋根一体型パネルだと冬は使えない
この地震がもし冬だったら、雪が積もって太陽光発電が全く使えず、大変な思いをしたことでしょうo(TωT )
屋根一体型パネルは雪が積もると完全に発電しなくなります。我が家の場合、毎年12月中旬頃~3月中旬頃は完全に発電しないです。
屋根置き型の太陽光パネルだったら、少しは発電するかもしれませんね。
とにかく今回の地震が冬じゃなくて本当に良かったです!!
以上、停電時に太陽光で自家発電した電気を利用する方法と、絶対に用意しておいた方が良い電源タップや延長コードの話でした(^o^)
地震発生時の様子やその後のできごとなどはこちらです。
コメント
コメント一覧 (6件)
とりさん、ご無事で何よりです。ブログを参考に家建てました。大変な中、自立発電の記事もみんなの為になっていると思います。続く余震にどうぞ気をつけて
ryoさん、ありがとうございます!!
ブログを参考にしていただけて嬉しいです(*^o^*)
この記事を参考にする日は来ないに越したことはありませんが、備えの一つとしてお役に立てれば幸いです!
うちの辺りは揺れによる被害はありませんでしたが、余震や停電に気を付けます!
こんにちは!まろすけです(^^)
ニュースを見て、心配しておりました💦
ご無事で何よりです!
私も阪神淡路大震災を経験し、今、住んでいる地域も断層近くなので日頃からの防災意識を再確認しました。なおかつ、家の前は川、裏は山…でも、基本的に二階が生活空間なので
とりあえず先日の豪雨の時も荷物を動かす手間が省けて、2階LDKにしといてよかったって思いました!
1日でも早く復興できるよう、応援してます。
まろすけさん、ありがとうございます!
阪神淡路大震災の時は本当に怖い思いをされたのでしょうね(>_<)
2階LDK、そういうメリットもあるとは気づきませんでした!
断層近く&川&山…Σ(゚д゚;)
日本にはそういうところがたくさんありますよね。
日本中どこにいようと日頃の備えは必要だなぁとあらためて思いました。
うちの辺りは停電以外の被害はありませんでしたが、震源地はもちろん、うちの市内でも一部で大きな被害が出ていて心配ですね。
停電の影響で牛乳など手に入らないものもありますし、計画停電の可能性もあるということで、もうしばらく落ち着かない日々が続くかもしれませんが、早く日常が戻ってきたら良いなと思います(^^)
インスタでもコメントさせてもらったんですが、
トイレの電源・・・は本当に目から鱗でした。(自分じゃ思いつかなかった、
太陽光の使い方で、「そんなこともできたんだ!!」と勉強になりました。)
この記事を読んで、家の延長コードでトイレまで届くか、やってみたら
届きました!(また長時間の停電あった場合の知識として覚えておきます!!)
・・・うちはタンクレストイレ1か所なので、人数もいるし・・・、壊されたら
困るので、私1人で何度も流しました。(バケツで)
太陽光があるだけで、昼間は冷蔵庫に電源がいったので、2日停電しましたが、
アイス以外はもちました。(アイスはさっさと食べました。)
時期にもよりますが、やはり太陽光もたくさん載せている方が安心感は違うと思います。(曇りの時とか、日没近くのの発電量がちがうと思います。)
太陽光も冬で吹雪だと完全アウトですが・・・。
言い方悪いですが、ホント冬じゃなくてよかったです。
とりさんの所はまだ小さなお子さんもいるし、余震も続いているので、気よつけて
下さいね。(ブログの紹介ありがとうございました。)
たびおさん、ありがとうございます!
トイレはそもそも夫が「やっぱりウォシュレットが使いたい…」というので延長コードを伸ばしたんですよね(;^_^A
太陽光でタンクレストイレも流せるようになるというのは、実は後から気づいたことだったりします(汗)
「あれ?そういえば流せるじゃん!」みたいな…
バケツで流すの大変ですもんね(>_<)
うちは普通のトイレもあるのでバケツで流すのはやらなかったのですが、断水時の練習としてやってみても良かったなと思いました。
冷蔵庫は夜間止まっていても持つんですね!
冷蔵庫はかなり大事ですよね~。安心感が違いました。
うちは12kWですが、よっぽど天気が悪くない限りは発電してくれますし、夕方暗くなってきても頑張ってくれてました。
今回はたまたま天気が良くて助かりましたね!
冬だとアウトですね…床暖房は太陽光では動かせませんし、これがもし冬だったら相当過酷だったなぁと思います(ToT)
たびおさんもどうぞ気を付けてお過ごしください!