エアコンと床暖房を併用して電気代を節約する方法

床暖房とエアコン併用で電気代を節約する方法
※記事内にプロモーションを含む場合があります。

こんにちは、とりです(・∀・)

冬の電気代。

毎年上がり続けているのですが、2020年1月はついに

6万円!!

まで上がってしまいました…。

以前から「エアコンと床暖房を併用すると電気代を節約できる」と聞いていたのですが、どうも快適性がイマイチなので、長続きしませんでした。

そこで、快適性をそこそこ保ちつつ電気代を削減するためのエアコン使用方法をフエッピーさんに伝授していただきましたので、シェアしたいと思います(^o^)

実際にやってみた結果はこちら↓

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目次

我が家の電気代が高い理由

我が家は一条工務店のi-smartで、北海道です。

2013年建築なので、仕様は以下の通り。

  • ペアガラス・樹脂サッシ・アルミスペーサー
  • 断熱材はEPS

数値で言うと、下記のようになります。

  • C値:0.46(建築時)
  • Q値:0.9
  • UA値:0.29

今のアイスマートの標準仕様である、トリプルサッシやウレタン断熱より劣るものの、十分な性能を持っています。

それなのに、なんでこんなに電気代が高いのでしょうか?

それは

ヒートポンプ式ではない床暖房だから!

ヒートポンプではない床暖房でも、昔はそこまで電気代がかからなかったんですよ。

電気料金の単価が安かったので。

うちが建つ前は、暖房用の電気料金は、1kWhあたり10円以下でした。

しかし、北海道電力の度重なる値上げにより、現在は15.68円まで上がりました。(ホットタイム22ロング)

こうして、ヒートポンプではない床暖房の家に住む人々は悲鳴を上げることとなりました…(ToT)

ヒートポンプとそうでない床暖房の違いは「COP」

ヒートポンプとは少ない投入エネルギーで、空気中などから熱をかき集めて、大きな熱エネルギーとして利用する技術のことです。

引用元:ヒートポンプ・蓄熱センター

とり

「ヒートポンプ=省エネ」ってこと!

冷暖房器具の省エネ性能をはかる指標に「COP」というものがあります。

1kWの電力をどれくらいの熱に変えられるか?を示すものです。

我が家の床暖房はヒートポンプではないので、COP1。

つまり、1のエネルギーで1の熱量しか生み出しません。

一方、ヒートポンプ式床暖房はCOP3。

1のエネルギーで3の熱量を生んでくれます。

※ヒートポンプ式床暖房のCOPは、外気温等の状況によって異なります。

つまり、我が家の電気式床暖房は、ヒートポンプ式床暖房の3倍電力を使うってことになりますね(ノДT)

節電のカギはヒートポンプの利用

我が家の床暖房はヒートポンプではありませんが、他にヒートポンプ式の暖房器具があります。

それがエアコン。

エアコンも、冬季のCOPは3前後だそう。

そのため、エアコン暖房を使うことで、消費電力を下げることができます。

暖房費削減のやり方

ヒートポンプ機器を使うことで節電になりますが、そのやり方はいくつか考えられます。

エアコン暖房のみにする

床暖房の使用を一切やめ、エアコン暖房のみにするのが一番手っ取り早い節電でしょうか。

暖房用のエアコンは足元に設置すれば快適だそうです。

ただ、最初からそういう計画をしていない限り、エアコンは高い位置に設置しますよね。

それだと足元が温まりにくいし、エアコンからの風も不快。

床暖房の快適性には遠く及びません…

床暖房をヒートポンプ式にリフォームする

床暖房をヒートポンプ式に変えてしまうのも、一つの手です。

北海道電力の方は電気料金プランが変わるため、電気代が3分の1とまではいきませんが、かなり安くなるはず。

ただし、床暖房を電気温水式からヒートポンプ式に変えると、100万円規模のリフォーム費用がかかるそうです(((゜д゜;)))

うちはまだ築10年も経ってないですからね…

今の床暖房が壊れるなどしない限り、そこまでの費用はかけられません。。

床暖房とエアコンを併用する

一番現実的なのは、やはり「床暖房とエアコンの併用」です。

と言っても私は既に、エアコン暖房に挫折しています…。

温風でガンガンに温めると、どうも体調が悪くなってしまって。

そこで、フエッピーさんに教えていただいた

快適性を保ちつつ、エアコンと床暖房を併用する方法

をご紹介します。

快適性を保ちつつ、エアコンと床暖房を併用する方法

まず、我が家のエアコンの設置位置は

1階:リビングに6畳用エアコン1台
2階:寝室に6畳用エアコン1台

どちらも寒冷地用ではありません。

電気料金プランは、

エアコン:ドリーム8(0~8時は深夜電力)
床暖房:ホットタイム22ロング(24時間同一料金)

そして、エアコン併用の具体的なやり方は、次のように考えています。

日中はこれまで通り床暖房のみ。

深夜床暖房を止めて、1階のエアコンをつける。(深夜電力の利用)
この時、2階の床暖房はOFFにするか、温度控えめにする。

エアコンの設定は20~22℃で、風量は爆風!
2階の室温が18℃以下にならないように、まずは22℃から様子見すると良いそう。
風量を上げる代わりに設定温度は控えめにすることで、エアコンの負荷を抑え、省エネになるそうです。

これで本当に寒くないのか、心配に感じますよね…
特に2階、子どもが寝ている間に布団から出てしまうので、冷えないか不安はあります。

しかし、一条の性能があれば、1階のエアコンだけで家中温められるそうなんです。

実際、床下エアコンという暖房方式があります。床下のエアコンを使って輻射熱で家全体を暖める方式です。

床下エアコンの場合、2階のエアコンは暖房として使わないそうで。

暖気は上昇しますから、1階を温めれば2階も温まるハズ。

この方法を実践した結果は、こちらの記事に書いています。

ヒートポンプ式床暖房の人も、エアコンと併用で電気代節約できる

ちなみにエアコンと床暖の併用は、ヒートポンプ式床暖房のお家でも効果があるそうです。

温暖な地域ではあまり必要なさそうですが、寒冷地ではヒートポンプ機器を併用して負荷を分散させると、燃費が良くなるそう。

詳しくはフエッピーさんのブログをお読みください。

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ハニカムを少しあけるのは「ハニカム無し」と同じ!

もう一つ、節電のカギがあります。

一条の家には標準でついてくる「ハニカムシェード」。

これが窓の断熱性を高めてくれています。

しかし、これを全部しめると結露するので、下の方を少し開ける方も多いと思います。

ところがこれ、

ハニカムを少しあける = 断熱性能的にはハニカム無しと同じ

なんだそうです!

体感的には違うかもしれませんが、電気代的には大きな損失になっているようで…

そこで、結露覚悟でハニカム全閉にも挑戦してみたところ…

室温は変わらなくても、体感が全然違いました!

冷えた窓から冷気が降りてくる「コールドドラフト」防げるので、室温以上に暖かく感じます。

また、ハニカムを全閉したことによる電気代削減効果がどれくらいだったのかはわかりませんが、電気代は11月は3000円、12月は5000円の削減に成功しました!

ヒートポンプではない床暖房(電気温水パネルヒーターでも)で電気代が高くて困っている方には、ぜひ試してみていただきたいです。

電気代削減効果の詳細はこちらの記事に書いています↓

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • こんにちは! 先日のライブはどうもー。

    エアコン暖房併用はエアコンの電気代が安くなる時間帯にエアコンになるべく負荷を掛けないように運転すると良いと思います。二階の室温が18℃を切らないように一階のエアコンの設定温度は22℃ぐらいからスタートして調整してみてください。

    あと、ハニカム全閉の件ですが窓の結露防止が必要になってくると思います。できるか分かりませんが、いま私が考えているのは窓の結露防止対策という難しい面倒なことを楽しみやインテリアに変えられないかということです。

    ダイソーなどでカラー砂としてシリカサンドやゼオライトが売ってますが鉢植えにして窓際においてフェイクグリーンで飾ったり吸水レスに植木の育成ができたらいいなと思っています。

    https://essence-life.jp/harmony/garden/963
    https://greensnap.jp/post/281719

    ご存じかもしれませんがハイドロカルチャーと世間では言うようですね。窓際で生き残れる植物が何かまだ分かってませんけど。。

    シリカやゼオライトなどの乾燥材を大量に使わないと窓際の結露防止は無理かもしれませんが、試してみたいなと。でも私の家は加湿をしていないのもあって窓が結露しないので試せないけど、湿度変化の測定はできるのでやってみようかなと。

    どうですか?成功するかわかりませんが、興味湧いてきました?

    もし、成功したらインスタ映えも良さそうだと思いますよ ← 釣り(・∀・)

    • フエッピーさ…いえ、国王さま…!

      先日は楽しく勉強になるひと時をありがとうございました(^^)

      エアコンの設定温度について、アドバイスありがとうございます!
      1階のエアコン22℃で試してみます!

      真冬は結露が凍ることもあるので、おそらくフェイクグリーンじゃないと枯れてしまうと思いますが、
      手が届かなくて結露を拭くのが大変な窓でやってみるのは良いかもしれません。

      なかなかそういった実験をする余裕が今の生活にないのですが…できそうだったらやってみます(ノДT)
      国王様のお城での実験結果、楽しみにしています(^人^)

  • こんにちは。たびおです。(‘ω’)

    う—-ん・・・・。
    非常に冬の電気代は悩ましい問題ですよね・・・・。

    ただ実際やってみると、やはり計算上・・・っていうのが通じない事が出てきます。
    外気温がネックになりますので、夜中にエアコン全開・・・勇気がいります。
    寒冷地用でないとやはり外がマイナス温度になると「霜とり運転」ばかりになり、
    冷ための風が出続けるんですよね…。(そして電気代うなぎ上り…)

    エアコンある部屋はそれなりに暖かいですが、ほかの部屋は開けっ放しでも全部一定な
    温度になることはないので、やはりじっとしていると冷気が感じられます。
    (深夜にエアコン付けてると朝起きたときは確かに1階の温度が通常より高めになるので、
    動きはいいですが・・・。(人間))
    結局、昼間エアコン切って床暖房なり、セントラル暖房なり温度あげると、結局は下がった温度を上げようと暖房も頑張るから、結局は消費電力上がるんですよね…。(日射も天気いい日の朝は寒いw・・・天気がいい日ばかりではないので、これまた・・・ってことで・・・)

    ・・・と、実体験をもとにここ数年冬どーしたら・・・との闘いなのですが私も・・・。
    (・・・計算上・・理論上・・・ではない何かがあるんですよ・・。)

    ・・・北海道でもここ数年で住宅事情もかわってきており、1台のエアコンで暖房も・・・っておうちもありますが、これはこれでプライバシーとの問題があり、結局は補助暖房等を使ってるとお話も聞いたことがあります。(トイレが寒いとか、お風呂が寒い・・とかあるみたいです。)

    ・・・まぁ、一番の問題は電気料金が高すぎなんですけどね。(ホットタイムの基本料も高すぎ)

    ・・・10月中~次の検針まで、ホットタイム使わないで、エアコンでしのぎ、3月中~もエアコンでしのぐ(2か月ぶんの基本料金はあきらめ)が一番節約・・・かもしれない。(使用料4万円はうく気がする??)・・・という感じになりつつある、たびお家です。(長々語ってすみません。)

    • たびおさん

      コメントありがとうございます!
      既にエアコンとの併用をされている実体験のお話、参考になります(^人^)

      うちのエアコン、防雪フードすらないので、そこはちょっと心配ですね。。。
      電気料金もホットタイムの基本料金も高すぎですよね(ノДT)

      秋と春はエアコンでしのぐのも手ですねぇ…。

      今回試す方法では、人間がいるときは床暖房を使うので、快適性はそこまで損なわれないのではと期待しているのですが…
      人間がいない時のエアコンの消費電力をモニターする必要がありそうですね(((^^;

      月1万円の節電を諦めて、夫に月1万円分副業を頑張ってもらうという手もあります(笑)
      (私は私でもっと頑張らないと…!)

      やってみてまたレポートしますね!

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