※本記事は2017年3月9日に一部情報を新しく書き直しました。
こんにちは、とりです(・∀・)
住宅ローンの超低金利が相変わらず続いていますね!
業界最低水準を謳う「住信SBIネット銀行」を見てみると…
まず変動金利は、団信&8疾病保障がついて「0.497%」!
※自己資金20%以上の場合。詳細はこちらをご確認ください。
そして固定金利だと、「フラット35」で21~35年固定でも1.12%となっています。
※2017年3月時点
※フラット35とは「民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して実現した長期固定金利の住宅ローン」のことです。
詳しくはこちら
フラット35S(省エネルギー性や耐震性などに優れた住宅向け・新規借入のみ)なら、0.82%ですってよ!!!Σ(゚д゚;)オクサン
うちが住宅ローンを組んだのは2013年ですが、35年固定・八大疾病付きで1.85%です。
これでもなかなか良い条件でしたし、「今が底!」だと思っていましたが…
全くもって「底」ではなかったです(;´▽`A“
新規の方はローン実行のタイミングでどうなるかわからない面もありますが、借換えの場合は今が行動するチャンスのように思えます。(個人の考えです)
住宅ローンの借換えメリットについてはこちらの記事もご参照ください。

こんな驚きの住宅ローン、安いのはやはりネット系の銀行です。
実店舗を持たないためコスト削減でき、格安の低金利を実現できるのですね。
しかし、誰もが「驚きの低金利」で借りられるわけではないようです(´・ω・`)
今日は、住宅ローンの比較ポイントや審査についてと、住宅ローンの複数審査で不利にならない方法をご紹介したいと思います(・ω・)/
住宅ローン比較のポイント
我が家はハウスメーカーの営業さんに勧められるがままに銀行を決めてしまいましたが、ちゃんと比較して決めれば良かったかな…と思っています(´・ω・`)
しかし、一口に「住宅ローンを比較する」と言っても、比較すべきポイントはかなりたくさんあります。
金利の比較
金利が何パーセントか…というのはもちろんのことですが、そもそも変動にするのか固定にするのか、固定にしても全期間固定か当初○年固定にするのか…
変動か固定かは皆さん悩むポイントですね(;^_^A
今だとフラット35で全期間固定でも安いです。
団信の費用
団信とは「団体信用生命保険」の略で、もしも住宅ローンを借りている人の身に不幸があった場合、住宅ローンの残債がチャラになるという保険です。
住宅ローンを借りる場合は団信への加入が義務付けられていますが、フラットの場合は加入しなくてもOKです。
(ただし、住宅ローン分の生命保険などに入っておく必要はあると思います)
団信の費用は、多くの銀行では0円ですね(・∀・)
フラットの場合は別途費用が必要ですが、それが結構高いのですよね…
団信の費用まで含めて検討すると良いと思います。
疾病保証
以前は「三大疾病保障特約」というのが多かったですが、最近は「八大疾病」が多くなってきていますね。
これは、住宅ローンの名義人が、ガンや脳卒中などの特定の病気にかかってしまった時に、住宅ローンの残債がチャラになるという特約です。
ローン返済期間中にそれらの病気になる可能性を考えると、若い方は必要性が少ないのかもしれませんが、うちはなんとなくつけちゃいました(;´▽`A“
これも銀行によって「金利に0.3%上乗せ」だったり「無料」だったりするので、比較対象になりますね。
保証料と事務手数料
一般的な銀行は保証会社を通すので、数十万円の保証料が必要となります。
一方ネット銀行は、保証料が0円かつ、保証人も原則不要だったりします。
ただ…その代わり「事務手数料」をしっかり取っているので(融資額の2%など)、保証料分を丸々得するという訳でもないです(;^_^A
例えば3000万円借りるとしたら、融資額の2%が事務手数料としてかかる場合だと、60万円が必要です。
このあたりも比較すべき対象となりますが、保証料は保証会社の審査によって決まるので、事前審査(仮審査)を出してみないとわからないケースが多いかもしれません。
うちが借りた銀行では、信用度が高いと保証料が安く、不安な感じだと保証料が高くなるようでした(・Θ・;)
繰上返済手数料の有無
ネット銀行の場合、繰上返済手数料は無料です。
既存の銀行でも、最近はインターネットバンキングであれば手数料無料のところが多いようです(・∀・)
うちは繰上返済をする時は、手数料はかからないものの、電話で連絡したあと銀行に出向かないといけないので、面倒ですY(>_<、)Y
こまめに繰上返済をする予定の方は、ここも要チェックですね!
事前審査(仮審査)を出してみないと、きちんとした比較はできない?
このように住宅ローンは比較すべきポイントがたくさんあるのですが、実際に事前審査を出してみないと比較できないこともたくさんあります。
そもそも審査が通るか?
審査基準は多岐に渡り、借りられないケースもあります。
審査基準は主に以下のような点があります。
個人信用情報
他のローン有無や、クレジットカードの支払など延滞したことがないかなど。
クレジットカード(リボ払いやキャッシング枠があるもの)をたくさん持ちすぎていると不利になります。
携帯電話の割賦も注意!
勤務先について
正社員かどうかや、勤務先の企業・勤続年数などが見られます。
勤続年数は3年以上が望ましいようです。
別の業界に転職したばかりという方は難しいかもしれませんが、必ずしもNGとは限らないので、銀行に相談してみる価値はあると思います。
年収と、自己資金比率、返済負担率
金融機関ごとに「最低年収」が決まっているそうです。
ネット銀行だと基準が高めなようですね。
それから、その物件を購入するために必要な費用の総額に対して、どれくらい自己資金を用意しているかも重要です。
この割合によって金利が変わる場合もあります。
返済負担率は、その人の年収に対して、住宅ローンの支払いがどのくらいの割合かということです。
貸してくれる基準は概ね「25〜40%」だそうですが、40%は無謀ですよね…
「貸してもらえる」と「無理なく返せる」は別の話なので、できれば25%以下に抑えられると良さそうです。
その他、年齢や家族構成も関係するそうです。
年齢は、返済完了時が100歳とかだったら、それは貸してもらえないですもんね(;^_^A
金利は何パーセントが適用されるか?
各銀行のサイトに記載されている「一番安い金利」が適用されるとは限りません。
事前審査をして、実際に適用される金利を確認する必要があります。
(ただし、実行時期によっては事前審査時と金利が異なる場合もあります)
希望している金額を満額借りられるのか?
3000万円借りる前提で審査を出しても、「3000万円は無理だけど、2500万円なら良いよ!」というケースもあります。
それだと住宅購入の計画が狂ってしまうこともありますね(x_x;)
ただ、銀行がその金額を貸してくれないということは、資金計画に無理がある可能性があります。
ローンを返済できなくなっては元も子もないので、無理のないように計画してくださいませ(・ω・)/
団信に入れるか?
団信は「生命保険」なので、健康状態によっては加入できない場合も…
これもケースバイケースで、微妙な場合は申し込んでみないとわかりません。
A銀行ではダメでも、B銀行では入れるケースもあります。
ちなみに、団信に入れない場合でもフラット35であれば借りられます。
ただし、無保険で大金を借りるのは怖いので、ローン金額に見合った生命保険などに加入することをおすすめします…
と言っても、団信に入れない時点で他の生命保険にも入れない可能性が(((゜д゜;)))
そういう時は、通常の団信よりも基準が緩和された「ワイド団信」というものもあるので、そちらも検討してみてください。
あるいは「引受基準緩和型の生命保険」というのもあります。
ワイド団信は住宅ローンに「+○%で上乗せ」というタイプなので、引受基準緩和型の生命保険の保険料と比較してみると良いと思います(・∀・)
<2016/8/4追記>
引受基準緩和型の生命保険は、保険料が大変高額なようですΣ(゚д゚;)
うちの場合だと、試算していただいた結果、月額3万円前後でした。。。
そして、掛捨てのものは無いそうです。
ワイド団信についてはこちらの記事もご覧ください(・∀・)

1つずつ事前審査を出すことのデメリット
上述したように、住宅ローンをきちんと比較するために、事前審査を通してみないとわからないこともたくさんありますが、複数の銀行に事前審査を申し込むと、デメリットがあります。
まず面倒。
まず、いくつもの銀行に事前審査を申し込むこと自体が面倒ですね…(;´▽`A“
ハウスメーカーの営業さんが紹介してくれるところであれば、営業さんが結構色々やってくださって、こちらはラクだったりしますが…
我が家の場合は、「変動ならココ・固定ならココ」の二択でした。
固定で決めた我が家は、実質一択ですね(;^_^A
でも、これから何十年かけて何千万円を払っていくものなので、比較しないのはもったいなかったかもしれませんY(>_<、)Y
場合によってはトータルの支払額が数百万円単位で変わってきますしね。
結果を待っていると時間がかかる
「まず一社申し込んでみて、その結果を待って他のところにも申し込んでみる」という方式だと、結構時間がかかってしまいます。
事前審査の回答は、早ければ3日以内、遅いと2週間くらいかかってしまう場合もあるようですね。
住宅ローンの事前審査の結果が住宅購入そのものの計画に影響を及ぼす場合は、あまり時間をかけられない場合もありますね(´・ω・`)
例えば、3000万円借りられるなら今の計画でいけるけど、2500万円しか借りられないなら坪数やオプションを減らす必要があるとか。
または、家づくりを延期したり、注文住宅はやめて建売や中古住宅を検討する必要もでてきます。
2社目以降が不利になる?
住宅ローンの事前審査を申し込むと、銀行は「個人信用情報」を照会して審査します。
そうすると、個人信用情報には「審査した」という事実が残ってしまうのだそうです。
(審査結果はのらないそうです。)
例えば3社に事前審査を申し込んだ時、3社目は「1社目と2社目にも審査を出しているのにうちにも申し込んできたのは、どういうことだろう?」と思う可能性があるのですね。
『何か怪しいところがあったのかもしれない、貸さない方が無難だな!』と思われて、不利になるケースもあるようなので、複数金融機関に事前審査を申し込むことには、リスクもあるのです。
住宅ローンの複数審査で不利にならない方法って?
複数の金融機関に個別に申し込むと、先ほど挙げたようなデメリットが発生します。
しかし、特に「審査で不利になる」というデメリットを克服する方法として、一括で複数金融機関に申し込みできるサイトを利用する手段があります(・ω・)/
こちらのサイトから申し込む場合、提携している金融機関は「一括での住宅ローン審査申込み」だということが最初からわかっているので、一社ずつ申し込んだ時のように不利になることはありません。
上記のサイトを利用すると、一度に複数の金融機関へ仮審査を申し込むことができます。
住宅ローン一括審査の特徴
「審査で不利にならない」という他、以下のようなメリットもあります。
- 比較しやすい
- 一括で申込めるので時間短縮できる
比較しやすい
住宅ローンは、先ほども書いたように、金利だけでなく事務手数料や保証料、団信など、比較するポイントがたくさんあります。
必要事項を入力すると、このように総支払額が安い順に並べてくれます。
非常にわかりやすいですね!一番安く借りられる金融機関が一目でわかります(^^)
これらの情報を基に、良さそうな金融機関をいくつか選んで申し込めば、自分の希望している条件での審査結果がわかるので、その結果を基に検討すると良いです。
一括で申込めるので時間短縮できる
一括申込みのサービスといえども、やはり住宅ローンの借入れですから、手続きはそれほど簡単にパパッとできるものではないようです。
しかし、個別に一社ずつ申込むよりは時間短縮できます。
このサービス、以前は一度Webフォームで入力したあとアプリをダウンロードしなければならなくて、使い勝手がイマイチだったのですが、最近Webフォームのみで完結するようになり、とても便利&わかりやすくなりました。
自分が希望する金融機関が対応していない場合も
当然ですが、全ての金融機関に対応しているわけではありません。
提携金融機関は時々増えたり減ったりしているみたいですが、自分が本命で考えている金融機関があっても、対応していなければ利用できません(´・ω・`)
特にこだわりがない方や、複数の住宅ローンに事前審査をしてみたい方には、おすすめかと思います(・∀・)
以上、住宅ローンの比較ポイントと、複数審査を出すことのデメリット、その回避方法についてでした(・ω・)/
コメント
こんにちは、コスケです( ̄▽ ̄)
金利本当に下がってますよね・・・
私もココが底だ!というところで借りれたと思ったんですが、全然底じゃなかったですε-(´∀`; )
今からローン組む人は、総支払額が百万単位で安くなるわけですから羨ましいですね(ノД`)
とはいえ、先の金利のことなんて分からないので、こればっかりはどうしようもないですしね・・・
もっと安くなるなら、それこそ借り換えなんかも視野に入るかもしれません(^_^;)
コスケさん、コメントありがとうございます☆
本当の底はどこなのでしょうね~って、後になってみなきゃわかりませんが…
今からの方は、多少底とズレでも、お得なことに変わりないですもんね!
諸事情により借換えは無理かと思ってましたが、もしかしたらできそうな気もするので、うちも検討した方が良いかもしれません。。。