確定拠出年金の「企業型」と「個人型」って何?こんなケースに注意! | とりのマイホームブログ(・∀・)@一条工務店i-smart

確定拠出年金の「企業型」と「個人型」って何?こんなケースに注意!

こんにちは、とりです(・∀・)

以前、確定拠出年金って何?という記事を書きました。

こんにちは、とりです(・∀・) またしてもお金の話で恐縮ですが、今日は「確定拠出年金」について考えてみようと思います。 確定拠出...

確定拠出年金とは、簡単に言うとこのような制度です。

  • 老後のための資産を作る制度
  • 掛け金は全額所得控除されるので節税効果がある
  • 拠出したお金をどのように運用して増やして行くか自分で選べる(自己責任で行う)

今日は、確定拠出年金(DC)の企業型と個人型の違いについてや、確定拠出年金に潜むワナ(!?)について書いてみようと思います。

企業型と個人型の違い

確定拠出年金には「企業型」と「個人型」があります。
その違いとは…

加入要件が違う

企業型は、自分が勤めている会社が企業型確定拠出年金をやっている場合に入れます。

一方個人型は、以下の条件で入れます。

  • 勤めている会社が企業型確定拠出年金をやっておらず、企業年金もない場合
  • 自営業者

専業主婦等(第3号被保険者)や公務員はどちらにも加入できません。
また、勤め先で企業型DCがなくても、企業年金がある場合は個人型DCに加入できません。

ただし、2017年1月から制度が変わり、専業主婦等・公務員・企業型DCがなくて企業年金がある会社の社員も個人型に加入できるようになります。

掛け金を拠出する(お金を出す)人が違う

企業型は、掛け金は企業が払ってくれます。
ただし、企業が払ってくれる分に上乗せして、自分で払う「マッチング拠出」という制度もあります。

個人型は自分で拠出します。

拠出金額の上限が違う

掛け金には上限が定められています。
(金額は月額です)

<企業型の場合>

  • 企業年金がない場合…55,000円
  • 企業年金がある場合…27,500円

<個人型の場合>

  • 自営業者…国民年金基金等の掛け金と合わせて68,000円
  • 企業年金がないサラリーマン等…23,000円

企業型でマッチング拠出の場合、会社が出す分と自分で出す分の合計金額が、上記の上限におさまっていないといけません。
また、自分で出す金額が、会社が出す金額を上回ることもできません。

会社が毎月10,000円拠出しているなら、マッチング拠出は10,000円まで。
企業年金がない場合で、会社が毎月50,000円拠出しているなら、マッチング拠出は5,000円までとなります。

ちなみに2017年1月以降は…

  • 専業主婦…23,000円
  • 公務員…12,000円
  • 企業型DCがなくて企業年金がある会社の社員…20,000円(企業年金の種類によって減額あり)

となっているようです。

手数料の負担が違う

確定拠出年金を運営していくには、手数料がかかります。
企業型の場合は、企業が負担してくれる場合と個人で負担する場合があります。(会社によって異なるようです)

個人型の場合は、全て自分で負担します。

運営管理機関の選択

運営管理機関とは、確定拠出年金の口座をどこに持つか?ということです。
銀行や証券会社、信用金庫、保険会社などです。

一覧はこちら

企業型の場合は会社側で決められているので、自分で選ぶことはできません。

個人型の場合は、好きなところを選べます。
基本的には、なるべく手数料の安いところが良いですね(;´▽`A“

こんなケースに注意!

会社を退職して専業主婦になったら

会社員として働き、企業型確定拠出年金に入っていたとします。
しかし例えば、結婚して子どもができたので、退職して専業主婦になります~となったらどうなるのか。

現在のところ、専業主婦は個人型確定拠出年金に加入できないので、もう掛け金を拠出することはできなくなります。
そうすると、会社員時代に拠出してきた確定拠出年金はどうなってしまうかと言うと…

勤続年数が会社の規約で定められた期間(長くて3年)より短い場合は、会社に返さないといけません(汗)
ただし、その期間の運用で得た利益については、自分のものになるようです。
減ってしまっている場合でも、減った分を負担する必要はありません。

勤続年数が一定以上の場合、会社へ返す必要はありませんが、基本的に60歳までもらえません(´・ω・`)
その間、掛け金を拠出することはできないけれど運用方法は決められる「運用指図者」になります。

しかも、個人型へ移管してから運用指図者となるので、手数料は払っていかないといけません。

元本確保型で運用している場合は、手数料の方が高くついて、どんどん減っていってしまう可能性があります(汗)

ただ、一応脱退一時金をもらう方法もあるみたいです。

※詳しくはこちら

確定拠出年金 : 脱退一時金として受け取れるのはどのような場合ですか? | 三菱東京UFJ銀行のホームページ。住宅ローン、外貨預金、投資信託(NISA)、個人年金などの商品案内。インターネットバンキング、口座開設もできます。

ちなみに、管理資産が15000円以下の場合は、個人型に移換せずにそのまま脱退一時金がもらえます。

でもある程度資産がたまっている人は、これらの条件には該当しませんね。
もしも運用指図者となる場合は、手数料を引かれていって50万(または25万)以下になるのを待つか、積極的に運用して増やしていくしかないのでしょうかね~(・Θ・;)

ところで、2017年から専業主婦も個人型DCに加入できるので、会社を退職してからも掛け金の拠出を続けることができるようになります。

しかし、専業主婦には減税メリットはありませんし、収入がないのに掛け金を拠出していく余裕がない場合も多そうですね(´・ω・`)

特別法人税の凍結が解除されたら…

将来的に、確定拠出年金で保有している資産には1.173%の「特別法人税」がかかってくる可能性があります。

今は凍結されている税ですが、もし凍結が解除されたら、少なくとも特別法人税の税率+α(手数料関係)の利回りで運用していかないとメリットが減ってしまいますΣ(゚д゚;)

投資の知識が必要

確定拠出年金は、やはり「積立貯金」というよりは「積立投資」としての性格が強いですね。
ですので、ある程度は投資の知識が必要となってきます。
そのため、企業型DCを実施する場合、事業主には社員への投資教育が義務付けられているようです。

個人型の場合はそういった教育を受ける機会がないでしょうから、自分で勉強するなり、運営管理機関の銀行などで教えてもらうことになるでしょうか。

ただ、個人型の場合はなるべく手数料の安いネット証券が良いかと思うので、その場合はやっぱり自分で勉強しないとですかね~(;´▽`A“

という訳で、投資が苦になる人には向かないかもしれません。

最後に

確定拠出年金やNISAのような制度ができたということは、「これからは今までのように年金や退職金だけで充実した老後を迎えることは難しくなりますよ」ということなのかなーと思っています(;´▽`A“

しかも、以前のように年功序列方式ではなくなり、40代50代になっても給料が上がるとは限らない時代…
こういった制度を最大限活用し、なおかつお金に関する勉強をして、資産を増やす努力をしていく必要があるのかもしれませんね。

確定拠出年金で投資信託などのリスクのある商品を選ぶのは怖い!ということもあると思いますが、基本的に60歳まで積み立てしていくものなので、時間が味方してくれます。

逆に、あと少しで60歳という場合は、リスクのない商品を選んだ方がよさそうですね。

その辺についてはまた別の記事に書いてみようと思います(・∀・)

こんにちは、とりです(・∀・) 以前「確定拠出年金はやった方が良いのか」という記事を書きました。 「やってみようかな!」...
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