サラリーマンが自宅で太陽光発電をした場合、確定申告は必要?

こんにちは、とりです(・∀・)

昨日は太陽光発電の年間収支について記事にしました。

赤字?黒字?太陽光発電の年間収支@2014年
こんにちは、とりです(・∀・) 太陽光パネルを採用された方は皆さん気になるであろう、太陽光発電の収支。 2014年1月~12月の1年...

今日は、太陽光発電で収入を得た場合に確定申告が必要なのかということを、我が家を例にご紹介します。

太陽光の売電収入は「雑所得」となります。
サラリーマン(給与所得者)の雑所得が20万円を超えた場合、確定申告が必要です。

太陽光発電で得た売電収入から雑所得を計算する方法

太陽光の売電収入は雑所得ですが、「電力会社から振り込まれた金額 = 雑所得」となるわけではありません。
全量買取と余剰買取で、計算方法が異なります。

全量買取の場合

全量買取とは?

発電した電気を自宅で使わず、全て電力会社に売電する方式です。
パネル容量が10kW以上の場合に採用できます。
(余剰買取を選択することも可能)

全量買取の場合の雑所得の計算方法

1月1日から12月31日までに、電力会社から振り込まれた金額の総額から、以下を引いたものが「収入=雑所得」になります。

  • 太陽光発電導入費用の減価償却費
  • パワーコンディショナーの電気代
  • ローン(一条工務店の場合は夢発電)を組んだ場合は金利

減価償却費については、通常の太陽光パネルの耐用年数は17年と定められていて、減価償却率は0.059になります。
なので、「太陽光発電導入費用 × 0.059」を、減価償却費として計上することができます。

例えば太陽光発電の導入費用が400万円だった場合、減価償却費は236,000円になりますね。

減価償却についてはこちら。

太陽光発電の確定申告。減価償却って何?
こんにちは、とりです(・∀・) 太陽光発電をしていると確定申告が必要になるケースがあります。 確定申告が必要かどうか計算する時や、い...

<追記>
屋根一体型の太陽光パネルの場合は、「太陽光パネル」ではなく「屋根」扱いとなり、建物そのものの耐用年数と同じなるそうです!!
一条工務店の屋根一体型パネルを搭載されている方は、木造なので耐用年数「22年」・減価償却率は「0.046」となります!

<さらに追記>
償却期間を17年とするか22年とするか、様々な見解があるようです。
税務署にご確認いただくのが確実そうです。

他の方の記事もご参考になさってください。

閑古鳥さんのブログ
太陽光発電の売電収入の確定申告について – i-smart雑記帳

neronaさんのブログ
屋根一体型太陽光発電設備の耐用年数は本当に17年で良いの? : [email protected]

余剰買取の場合

余剰買取とは?

発電した電気は自宅で使い、余った分を電力会社に売電する方式です。
太陽光パネルの容量が10kW未満の場合は、必ず余剰買取となります。
10kW以上の場合は余剰と全量どちらか選べます。

余剰買取の場合の雑所得の計算方法

全量買取と違って、太陽光発電設置にかかった費用全てを経費にすることができませんΣ(゚д゚;)
自家消費する分の割合を差し引く必要があります。

それと、余剰の場合は国や市町村から補助金がもらえます。
(お住まいの地域によって金額が異なります)
それも差し引かないといけません。

よって、雑所得は、1月1日から12月31日までに、電力会社から振り込まれた金額の総額から、以下を引いたものになります。

  • 太陽光発電導入費用の減価償却費(補助金・自家消費分を除く)
  • パワーコンディショナーの電気代
  • ローン(一条工務店の場合は夢発電)を組んだ場合は、金利のうち、自己消費割合を引いた額

減価償却費の計算を例にしてみると…

(例)以下の場合
太陽光発電システムの導入費用:350万円
補助金:50万円
年間発電量:10,000kWh
年間売電量:9,000kWh

太陽光導入費用 = 350万円 – 50万円 = 300万円
売電割合 = 9000 ÷ 10000 = 0.9
減価償却費 = 300万円 × 0.059(減価償却率)× 0.9 = 159,300円

となります。

※計算間違ってたらご指摘いただけると助かりますm(_ _)m

発電期間も考慮する

全量でも余剰でも、太陽光発電を開始してからの期間を考慮する必要があります。
導入して1年以上経っている場合は気にしなくて良いですが、例えば導入して半年の場合は、減価償却費に0.5を掛けます。

ややこしいですね~(;´▽`A“

ちなみに、計算にあたってはPOPOLOGさんの記事を参考にさせていただきました。

続・税務相談!住宅ローン控除の申請には太陽光発電の所得の算出も必要? | i-Smartで行こう!@一条工務店

確定申告は必要?

サラリーマン(給与所得者)の方は、雑所得が20万円以上の場合、確定申告をする義務があります。
また、雑所得が20万円未満の場合でも、医療費控除などで確定申告をする場合は、金額に関わらず太陽光の売電収入もきちんと申告しなければなりません。

とり家は医療費控除で確定申告したかったので、計算してみました☆

とり家の雑所得の計算

まず、2014年に銀行口座に入金された分が申告対象となるので、とり家の場合は2013年12月~2014年11月売電分が申告対象となります。

ただし上述したように、パネル代を減価償却したものと、パワコンの電気代と、夢発電の金利を必要経費として引くことができるので…

売電収入:443,264円
パネル代:4,735,500円 × 0.046(減価償却率・償却期間22年の場合)= 217,833円
パワコン電気代:6,972円
夢発電利息:47,897円

⇒雑所得:443,264 – (217,833 + 6,972 + 47,897) = 170,562円

となりました。

※夢発電の利息は、「夢発電システム 金銭消費貸借契約書」の<発電払い予定表>を見て、1年分を計算しました。

ちなみに、雑所得が20万円以下の場合は所得税が免除されるのではなく、あくまでも「所得税の確定申告が免除されるだけ」ということです。
住宅ローン控除や医療費控除などで確定申告する場合は、20万円以下の太陽光売電収入にもシッカリ所得税が課税されます。

それと、住民税は金額に関係なく支払う必要があります(>_<)

とりは、「20万円以下は所得税免除」だと勘違いしていたので、医療費控除で還付されるつもりで税務署に行ったのに、逆に納めることになりました。。。
(その代わり、医療費は所得控除のため、翌年の税金が安くなった???よくわかりませんでした。)

医療費控除を行う場合、よく計算してみないといけないですね。

太陽光発電と確定申告に関わる注意点

太陽光発電を導入した場合、確定申告に関して注意することが2つあります。

住宅ローン控除で確定申告する場合

家を建てたら、ほとんどの方が住宅ローン控除で確定申告すると思います。

その際、太陽光発電で得た収入も正直に申告しないと、申告漏れになってしまいますΣ(゚д゚;)
申告する期間は、前年の1/1~12/31までの収入に関してです。

幸い(?)我が家は2013年12月の引渡しで、北電から入金されたのが2014年1月からだったので、住宅ローン控除のための2013年分の確定申告時に申告する収入はありませんでした。

しかし、12月引渡し以外の方は、ほぼ住宅ローン控除と一緒に申告しなければいけないと思います。
その申告漏れが多くて、問答無用で後から追徴課税があったという話も耳にしたことがありますので、ご注意ください(;´▽`A“

太陽光パネルの減価償却期間が終わったら…

太陽光発電の収支を考える際、経費として太陽光パネルの減価償却費を計上することができます。

でも減価償却期間は17年(または22年)なので、その期間がすぎたら、経費として計上できるのはパワコンの電気代のみ…

17年間は確定申告不要でも、18年目以降は確定申告が必要になるケースがありますので、ご注意ください。
10kW以上の大容量パネルを載せている場合、ほぼ間違いなく必要になるでしょう。

詳しくは、さすけさんがブログに書いてくださっています☆

確定申告しなくてもバレるわけないじゃん!売電と脱税\(^o^)/ | 一条工務店i-smartで建てるスマートハウス!

十数年後にはすっかり忘れていそうなので、さすけさんがまたブログに書いてくださることを期待しています(笑)

こちらの記事もご覧ください☆

2015年太陽光発電実績と、確定申告が必要かどうか計算してみました。
あけましておめでとうございます(^O^)/ 今年もよろしくお願い致します(・∀・) さて、お正月ですが早速2015年の太陽光発電の収...
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コメント

  1. コスケ より:

    こんにちは、コスケです( ^ω^ )
    太陽光発電の確定申告面倒くさそうですね・・・

    雑所得20万円以下は所得税は払う必要はあるけど確定申告は免除なのですね。

    確定申告はしなくて良いけど所得税は払ってねと言うことなんでしょうか。
    う〜む、税は難しいですね・・・。

    うちの場合は全て税理士さんに投げているので、資料を揃えて送ればやってくれるので良さそうですが、太陽光設置するに当たって北電の工事に30万円ほどかかっていたり、自分でやるとなると何かとめんどいですね(ノД`)

    • とり より:

      コスケさん、コメントありがとうございます☆

      確定申告が免除になった場合、雑所得の所得税は払わなくて良い…と理解しているのですが…本当税金は難しいですね・°・(ノД`)・°・

      工事費用30万円も、太陽光発電導入費用として計上できそうですね。
      そういうのも全部税理士さんがやってくれるならありがたいですね☆
      自分でやるのは本当大変だし、税務署に行くのも面倒です。。。冬だし。。。

  2. とかげ より:

    こんばんは。とかげです。

    税金はホント面倒ですよね。
    夢発電の利息分の申告をし忘れたので、訂正しました。ついでに、株の微々たる配当金も…
    夢発電の利息>配当金なので雑所得の過少申告では無いのでマシなミスですが、冷や汗ものでした…
    最終的には我が家の金返せーって思いで訂正しに行ったのは今となっては良い思い出です。

    今年は20万超えるのかわからないですが、計算等しなければならないですね(´Д`)ハァ…

    • とり より:

      とかげさん、コメントありがとうございます☆
      そっか、会社員でも株とかやってたら、配当金ありますもんね(>_<)
      夢発電の利息分は結構大きいので、取り返さねばですね!
      とりも、住宅ローン控除の時に地震保険を申告するのを忘れて、修正しに行きましたよ~。

      計算も確定申告するのも面倒ですよね(´・ω・`)
      今年は、やるとしたらe-Taxにしようかなぁ…。